第54回ホリスティックフォーラム(大阪)

平成11年9月26日(日)


「癒し」のネットワーク

講師 : 小原田泰久(医療ジャーナリスト)


世の中は、今まさにネットワークの時代であり、ホリスティック医学の世界においても、その例外ではありません。しかし全体性やつながりを大切にするホリスティック医学が、ややもすると、ある特定の治療法や理論に拘りすぎたり、西洋医学をないがしろにする傾向にあることも否定できません。
 このような状況の中で、ジャーナリストという立場を最大限に生かし、「ガンを治す大辞典」などの取材を通して、様々なホリスティックな治療法を取材してきた小原田さんは、まさに全体性という立場からホリスティックな医療を見ることができる数少ない人の一人です。そこで今回は、様々な人との出会いの経験から得たものや、自分自身の気功やイルカによる癒しの体験、さらには、現在の「癒し」のネットワークング活動や、今後の「癒し」のあり方や西洋医学とのかかわり方などについて、大いに語っていただきたいと思います。
 今後「癒し」のネットワークを広げていきたいと思っている人には、必見のフォーラムです。こうご期待を!
小原田泰久(おはらだ・やすひさ) 医療ジャーナリスト

1988年の中国取材で気功と出会い、さらに91年に帯津良一先生編著「ガンを治す大事典」(二見書房)の取材を担当したことがきっかけで、積極的に代替医療の取材に取り組む。中川雅仁氏の真氣光を中心にエネルギーヒーリングにもかかわり、その流れでイルカとの縁ができて、イルカみたいにのびのびと生きることを提案する活動を始める。社団法人日本厚生協会理事、CAMUネット(代替医療利用者ネットワーク)実行委員、イルカの学校校長など、多彩なフィールドワークを実施。著書に「ヒーリング・ドクター」(法研)「イルカが人を癒す」(ベストセラーズ)「イルカみたいに生きてみよう」(大和書房)「いつだってイルカがそばにいる」(大和書房)「イルカが人を幸せにする理由」(大和書房)など
がある。