第43回ホリスティックフォーラム（大阪）
平成9年11月30日(日)
<気づきと癒しのために>
講師:斎藤良夫氏
病気の治療には専門家による加療もさることながら、患者本人の病気の原因についての気づきが大切であり、ホリスティックな見地より、本人が自己治癒力を高めるのが大切である。医療の目的は患者に安心立命の境地にな ていただくことだと考える。このためには、他力本願になることなく自力で健康を手にいれる手段をお伝えする必要がある。この一つの方法として気功の勉強会を実施している。太極拳などの内気功は普及しつつあるが外気功もむつかしいものではなくコツさえわかれば、全くの初心者でも 2 時間程で遠隔治療まで、できるようになる。大切なことは、自分の気をだすのではなく、天地の気を相手に、注ぎ、患者からの邪気をうけないことである。これらを習得できるようにわかりやすく実技を公開する。気について知識として知っていても体感し納得しなければ、判ったことにはならない。 外気功を習えば、専門家に頼らずとも、病気改善、健康増進に有用である。
斎藤良夫（さいとうよしお）
医療法人同友会 共和病院東洋医学外来
李漢方専門クリニック
プロフィール
昭和19年 香川県生れ
43年 京都府立医大卒
48~57年兵庫医大第一内科助手・講師(循環器科)
以後東洋医学に興味をもち、漢方 (主に中医学)鍼灸、気功、心理学、カウンセリングを勉強。
癌患者及び、一般向の「気づきと癒しの会」主宰
