ホリスティック医学協会

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第134回 ホリスティックフォーラム 2019年4月21日(日)13時30分~


講師 : 黒丸 尊治 (彦根市立病院緩和ケア科部長)

 医療現場におけるコミュニケーションの重要性は今さら言うまでもありません。しかし、医者をはじめとする医療スタッフと患者さんとのコミュニケーションが治療効果を大きく左右することはあまり知られていません。

 つまり、医療者のかかわり方や話の仕方いかんで、患者さんの病気や症状を改善させたり悪化させたりしてしまう可能性が大いにあるということです。そう考えると、コミュニケーションや医療者のかかわりは「薬を使わない治療」だと言っても過言ではなく、まさに医学そのものなのです。

 今回は様々な研究データや医療現場での具体的な話をもとに「コミュニケーション医学」の視点や考え方、その実際についてお話しをさせて頂きます。


プロフィール 黒丸 尊治(くろまる たかはる)

■1959年、東京都生まれ。87年信州大学医学部卒。関西医科大学心療内科、洛和会音羽病院心療内科を経て2002年11月より彦根市立病院緩和ケア科部長となり現在に至る。
「希望」が持てる緩和医療をモットーに日々の臨床に取り組む一方、心の治癒力をうまく引きだすコミュニケーション法の啓発、普及にも精力的に取り組んでおり、現在、京都や東京、福岡で定期的にホリスティックコミュニケーション実践セミナーも開催している。
■日本心身医学会専門医、日本ホリスティック医学協会副会長、同関西支部長、著書に『心の治癒力をうまく引きだす』『緩和医療と心の治癒力』(以上築地書館)、『「心の治癒力」をスイッチON!』(BABジャパン)などがある。









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