第129回 ホリスティックフォーラム 平成30年3月4日(日) 13時30分~
近年、分子生物学的手法などにより、心や生命の理解が可能になりつつあります。しかし、心そのものの物理学的実体は未だ明らかになっておらず、脳内で生じていると思われる心のエネルギーの物質化現象は、心身医学のブラックボックスとなっています。
ここでは量子論に基づき、心を情報・エネルギーとするモデルを構築し、それについて考察していきたいと思います。 全宇宙時空の情報が含まれる3次元境界ホログラムが、心と呼ばれる概念と相互作用していると仮定すると、心は空間に存在する情報として表現され、その情報が生命エネルギー、さらには身体原子配列にまで変換されることになります。
人間の心・身体が3次元境界ホログラムの一部と考えると、そこには宇宙全体の空間と時間に関する情報が微量ながら含まれることになります。
今回は、量子論の視点から「心」について、一般の人にもわかりやすくお話しをしていきたいと思います。
プロフィール
奥 健夫(おくたけお)
東北大学大学院原子核工学専攻修了後(工学博士)、京都大学・助手、スウェーデン・ルンド大学・博士研究員、大阪大学・助教授、英国ケンブリッジ大学・客員研究員、滋賀県立大学・教授など。著書に『成功法則は科学的に証明できるのか?』(総合法令出版)、『夢をかなえる人生と時間の法則』(PHP研究所)、『Solar Cells and Energy Materials』(Walter De Gruyter)他
お知らせ
■生活習慣病予防指導士の方は、3単位取得できます。
■本フォーラムは「ホリスティックヘルス塾」レベルアップ講座となります。