第116回 ホリスティックフォーラム 平成26年8月24日(日)
病気になるプロセスはちょうど川の流れに例えることが出来ます。このように見ることで、今まではあまり意識されてこなかった「中流」や「上流」にも病気の原因があるのだと気づくことが出来るのです。
「病気」という「下流」で起こっている現象の「中流」には「自己治癒力」が低下した状態があります。さらにその上流には、私たちの「意識」が密接に関連しているのです。現代医学に基づき「下流」に対しての治療を行うと同時に、「中流」や「上流」にも目を向けたサービスを提供しています。それが私の考える「統合医療」なのです。
講演では、わたしが実際に行っている診療内容に基づいて具体的なアプローチをどのように行っているのかについてお話しします。
プロフィール
小西康弘 (小西統合医療内科 院長)
京都大学医学部卒業。 天理よろづ相談所病院勤務。 京都大学附属病院消化器内科勤務。
総合内科専門医。 医学博士。 2013年大阪市北区中津にて開院。20年以上内科専門医として臨床現場で携わってきた経験を大切にしながら、心理学の各種法やいろいろなヒーリング方法を勉強した経験を生かし、 「自己治癒力を高めるにはどうすればいいか」を 患者様と一緒に考えています。