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第118回 ホリスティックフォーラム 平成26年12月23日(祝・火)

心の治癒力をスイッチON

講師:相原 由花 (ホリスティックケアプロフェッショナルスクール学院長)

 

 

 アロマセラピーが日本に渡ってきてから20年近くが経過し、「アロマセラピー」や「アロマセラピスト」の存在は随分知られてきたと感じます。しかし一方で、一般市民からエステティックと同義と思われていたり、効果や目的が十分に理解されていないという現状もあり、今後セラピー(療法)としての本来の認知を高める必要があると考えています。


私は「健康問題を抱える人に対して、アロマセラピーを通して、健康状態を改善する内的能力を高め、疾病予防や症状改善、QOLの向上を目指す上級アロマセラピー実践者」である「臨床アロマセラピスト®」として、心療内科、リハビリ―ション科、婦人科、緩和ケア科などで医療者とともに14年間にわたり患者ケアを行ってきました。


今回はこれまでの経験の中から、「臨床アロマセラピスト®」がどのように医療現場においてアロマケアを行っているか、また変化する医療制度の中で、どのような役目が果たせるかについて皆様にお伝えしたいと思います。

 

 

 

プロフィール

相原 由花(あいはら ゆか)

相原由花2000年英国ITEC認定アロマセラピストとなり、関西医科大学心療内科にて「臨床アロマセラピーの効果と限界」について実践と研究を開始。2009年(株)ホリスティックケアジャパンを設立。「臨床アロマセラピスト®」の養成、また心療内科クリニック、不妊症専門クリニック、リハビリテーション病院など医療と連携したアロマケアルーム「Life touch」を13店舗展開し、統合医療の実践を行っている。また2006年兵庫県立大学看護学部に入学。2010年看護師・保健師、2012年神戸市看護大学大学院がん看護学修士を取得後、現在兵庫県立大学大学院看護研究科博士課程にて看護援助法としてのアロマセラピーの可能性について研究に取り組んでいる。

 

ホリスティックケアプロフェッショナルスクール学院長
関西医科大学心療内科学講座研究員
日本アロマセラピー学会評議員
日本心身医学会代議員
eBIM研究会評議員
日本ホリスティックナーシング研究会理事
American Holistic Nurses Association membership

 

<著書>
・「香りとタッチングで患者を癒す臨床アロマセラピストになる―命のそばで寄り添うケアリングとは」BAB出版 2008年
・「緩和ケア・ターミナルケア看護論:[.補完・代替療法/アロマセラピーの効用」(共著)ヌーベルヒロカワ 2012年