ホーム > フォーラム

 

第114回 ホリスティックフォーラム 平成25年12月22日(日)

こどものこころとからだ、たましいをはぐくむラヴィングタッチケア

 

 乳幼児への優しいタッチを用いたケアの方法は、1997年の世界小児科会議にてTouch Research Institute(TRI)のティファニー・フィールド博士が超低出生体重児への触覚刺激での早期介入に関する研究が広く知られるようになると、またたくまに世界中で広がりました。乳幼児期という人生の土台を築く時期のタッチケアは、親子の愛着を育み、心身の発達を促し、コミュニケーションの質を高めるホリスティックなケアとなります。

 今回のフォーラムでは、愛とともに触れるラヴィングタッチを体験ワークとともにお伝えします。またTRIでの超低出生体重児へのタッチケア映像や脳と触覚刺激、オキシトシンホルモン、アタッチメントといった観点からタッチケアが乳幼児の心身にもたらす効用について理解を深め、医療ケアが必要なこどものためのタッチケアの症例など、実践の場からの報告としてご紹介させていただきます。

 

プロフィール

はやし ひろこ:クリニカルアロマセラピスト(つむぎの森主宰)

はやしひろこクリニカルアロマセラピスト/ラヴィングベビータッチ(LBT)インストラクター/医療ケアが必要なこどものための小児タッチセラピー指導者。自身の病気体験から代替療法や自然療法を学び、こころとからだをつむぎあわせ心身を統合するセッションを行う。TRI(Touch Research Institute)でのNICUタッチセラピー研修後、医師や看護師らと設立したNPO法人関西アロマセラピスト・フォーラムにてラヴィングタッチインストラクター養成講座開講。ラヴィングタッチプロジェクト主宰。著書に『赤ちゃんとママのしあわせタッチケア〜ラヴィングタッチで親子の絆を育む!』(学陽書房)。二児の母。大阪府立大学卒。NPO法人日本ホリスティック医学協会関西支部運営委員/ホリスティックアロマセラピーケアルームつむぎの森主宰