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第103回 ホリスティック フォーラム大阪   平成22年11月23日(火・祝)

2010-11タイトル

 

あらゆる種類の動物たちの、あらゆる種類の病気を扱う動物病院には、医療の原点があります。動物た ちは、神秘の自然治癒力を持っており、そこには、「心のエネルギー」も大きく関与しています。動物病 院の日常で動物たちが教えてくれることは、ヒトという動物にも当てはまるはず。動物たちの豊かな生と 死から、健康と医療について考えてみたいと思います。


■永田動物病院診療原則
   その1  動物の病気の90%は現代医学的治療をしないほうが早く治る
   その2  いかなる薬も生体にとっては毒物である
   その3  外科手術は本来有害であり危険である
   その4  害のない検査はない
   その5  細菌もウィルスも寄生虫も我々と共に生きる仲間である
   その6  自然治癒の障害となっているものを除去したり、不足しているものを補うことはできても、自然治癒を促進することはできない
   その7  病気の早期発見早期対処は大切であるが、無症状での検査には意味がない
   その8  病気は自然と調和するための試練であると同時に、不自然なライフスタイルに対する警告である
   その9  病気はすべて心身相関である

 

 

プロフィール

永田高司(ながたこうじ) 

1950年大阪府生まれ。宮崎大学獣医学科卒業。
玩具業界に就職後、大阪府立大学付属動物病院、ミズーリ大学付属動物病院を経て、永田動物病院(大阪府箕面市)を開業。著書に「動物力」「永田動物病院物語」「ぼくの飼い主は獣医さん」「神秘の治癒力」など。