第99回 ホリスティック フォーラム大阪 / 第15回 セルフケア講座
講師:岡田俊一先生(真愈整体学院学院長)
下を向いて「私の未来は明るい」とは言えない。できれば前を向いて空に指をさして言ってみたい。心と体は常にリンクしている。心から体へ、体から心へアプローチする手法を使うことによって、コミュニケーションが円滑にいきます。目に見える形はもちろんのこと、意識の下へのアプローチも可能だと思います。
そのコミュニケーションに感情をフル活用して試みることによって、日常の会話、またセラピーの空間が生き生きとしてきます。前半は、実際に五感に働き掛けてるワークで確認してみたいと思います。後半はそのコミニケーション方法を使って、一昨年のホリスティック概論で話せなった具体的な話を、対話だけに限らずメディアへの発信方法まで展開していきたいと思います。
良い技術やスキルを持っていても上手に表現できない人が多い様です。実際、予防指導士の講義やスクーリング、施設見学で受講者と接していても、その展開方法を持っていない人が多い。今回は具体的な活用の仕方も感情コミュニケーションという視点で話していきたいと思います。 しかし、その背景に必要なものは、自分中心の目線から、相手を思う目線 (「I」目線から「YOU」目線) に変えていく事だと思います。もし、そうでなかったらコミュニケーションは、自己満足にしかならないからです。技術や情報におぼれることなく、それらをツールとして使いこなすためには、自分自身の成長が一番必要だと思います。
プロフィール:岡田 俊一 (おかだ しゅんいち)
1956年 大阪生まれ。健康塾真愈整体学院院長。日本ホリスティック医学協会理事。
1978年 大阪芸術大学卒業。学生時代より武道・ボディーワークを通して「体・気・イメージ」を研究。1983年日本総合健康センター入社。東洋医学、整体指圧、食養を学ぶ。1988年独立。整体・カウンセリング・ボディワークをベースにした独自のメソッド『真愈整体』で、総合健康指導所「健康塾」を開設。個人セッションをするかたわら、整体学院や企業・健康増進団体で講演、講義を受け持つ。また 生活習慣病予防指導士講座、ヒーリングスクール等でホリスティックな医療の指導にもあたる。近年は感情コミュニケーションでセラピストの為の経営コンサルティングも開始。
※生活習慣病予防指導士の方は認定2単位が交付されます。