第98回 ホリスティックフォーラム 大阪 日時:2009年7月26日(日)
講師:酒向 猛先生
日本人の死因のトップである癌に対して、現代医学は膨大な研究費と医療費をつぎ込んでいるが、現代医学で治癒するのは癌患者の約半数に過ぎない。しかも、癌死亡者数は減るどころかむしろ増加している。現代医学は遺伝子や幹細胞の研究などの業績から急速に進歩しているような印象を受けるが、実は癌の本質的な原因は未だ完全には解明されてはいない。
これは、現代の医学生物学が基本的なところで誤りをおかしているからである。たとえば、造血は骨髄で行われていると考えられているが、実は造血は腸で行われている。また癌細胞は盛んに細胞分裂して増殖していると考えられているが、これも誤りである。このような、誤った仮設に過ぎない理論の上になりたつ医学では癌の本態は解明できない。
このため現代医学の癌治療法は癌の本質的原因の治療にはなっておらず、単なる一時しのぎの対症療法に終始しているのである。本講演では、癌の真実の姿に迫り、そこから癌の原因に対する根本的な治療法を示す予定である。
プロフィール
講師 : 酒向 猛 (さこうたけし)
◆1950年生まれ、岐阜県恵那市出身 ◆1976年 順天堂大学医学部卒業 ◆1986年 名古屋大学大学院医学研究科修了 医学博士 ◆1986年 岐阜県立多治見病院 外科医長
岐阜県立多治見病院 外科部長兼中央手術部部長 名古屋大学臨床講師 などを経て、2008年4月よりセントマーガレット病院 統合医療担当
■専門:消化器外科・癌化学療法・癌緩和ケアー・統合医療 ■千島・森下学説研究家
●著書「癌を克服するために」