HOLISTIC KANSAI

第92回 ホリスティック フォーラム大阪
2008年2月24日(日)

心とからだをつむぎ合わせる
講師:はやしひろこ 先生
ホリスティックアロマセラピーケアルームつむぎの森主宰)
 
 アロマセラピーは「芳香療法」と訳され、植物のエッセンスであるアロマ(aroma:芳香)を利用したセラピー(therapy:療法)を意味します。植物の種子や葉、花、根、樹幹などから抽出した100%天然の揮発性芳香成分である精油を、芳香浴や入浴、湿布、希釈してのアロママッサージなどに用いることで、精油の持つ香りの心理的効果、精油成分の薬理作用、タッチ(触れること)の効果が心身に働きかけてバランスを整え、安心感や幸福感をもたらし、自然治癒力を高める自然療法です。また心身相関に介入する補完代替医療として医療の現場などでも導入が図られています。
 精油の香りや成分が心や脳、からだと深く静かにコンタクトし、クライアントのさまざまな期待に寄り添うホリスティックアロマセラピーは、心とからだと内なる本質にふれ、つながりに気づき、ありのままを受け入れることを学びます。
 前半は馬渕奨励賞を受賞した研究論文発表、後半はホリスティックアロマセラピーにおける触れることの意味について、ワークやボンディングケアレッスンの紹介を通して考察します
     プロフィール
  はやしひろこ
 大阪府立大学総合科学部人間関係科卒。自身の病気をきっかけに自然療法を学ぶ。大阪京橋にてホリスティックアロマセラピーケアルームつむぎの森主宰。さまざまなボディワークやヒーリングを取り入れた心身相関への気づきをもたらすホリスティックワークを行う。
 AHCP認定クリニカルアロマセラピスト、JPAS認定プロフェッショナルアロマセラピスト、リフレクソロジスト、ホリスティック医学協会関西支部運営委員、国際ボンディング協会認定ベビーボンディングケアスペシャリスト。2007年より日総研月刊誌「看護きろく」に連載中。2006年よりJACT(日本代替相補伝統医療連合会議)阪奈支部の心身医療(Body−Mind medecine)研究会を運営。ホリスティックアロマセラピストネットワーク(HANE)を主宰。