第84 ホリスティック フォーラム大阪
2006年2月26日(日)

〜私たちは生かされている〜
慈恵クリニック院長:医学博士 山田義帰


 私たちホモ・サピエンスは約20万年前にアフリカに登場しました。人
類が病院も薬もない時代から現在まで生き残って来れたのは人類の知恵と自ら病気を治せる力があったからです。私たちは健康な時はその状態が当たり前のように思っていますが、病気になった時、健康のありがたさを認識できるのです。
 私たちが健康で生きることができるのは自然治癒力があるからですが、現代医学では自然治癒力について明確な回答をもちあわせていません。現代医学では人間を主に物質的な肉体に対してアプローチしており、一部非物質的な心に対してもアプローチしていますがまだまだ十分ではありません。人間が物質的な肉体だけの存在かと言えばどうやらそうでもなさそうです。
 私がホリスティック医学を通していろいろと経験してきたなかで、私なりの経験で感じた自然治癒力という最も基本で、最も大事な私たち体に備わっている生命力をみなさんと一緒に考えてみたいと思います。

プロフィール
慈恵クリニック院長:医学博士 山田義帰(やまだ よしき) 昭和29年生
 昭和55年3月奈良県立医科大学卒業。東京女子医科大学第1外科、奈良県立医科大学第3外科で胸部外科の臨床研修、奈良県立医科大学第1外科及び関連病院にて一般外科を修練し、平成4年1月から済生会御所病院外科医長として勤務。平成5年12月末で退職し、平成6年2月に大和郡山市で慈恵クリニックを開設、平成15年10月にJR大和小泉駅前に移転。外科医の時から漢方、気功といった東洋医学や食事療法、水治療、機能性食品も含めたホリスティックな医療に関心を持ち、現在、慈恵クリニックでホリスティックな医療に取り組む。日本ホリスティック医学協会理事。
◆著書:「ガンと共に生きる!−ホリスティック医療のすべて−」(文芸社)、「ホリスティック・アプロ−チ 戦略的ガン治療のすすめ」(現代書林)、「AHCCならガンとここまで戦える」(共著・メタモル出版) ◆監修書:「ガンに克つ健康食品【厳選20】完全ガイド」(現代書林) 「超薬効食『キャッツクロウ』」(現代書林)、「遺伝子修復物質[核酸]DNA〈ポイント76〉」(現代書林)、「アトピーに克つ健康食品【厳選12+1】完全ガイド」(現代書林)、「新発想 ガン攻略医師も使い始めた『キレート水』の効果」(現代書林)、「リウマチ関節症 我慢できない激痛が消えた!」(現代書林)、「天然のインスリン『キクイモ』で血糖値が下がった!治った!」(現代書林)、他多数。