第64回ホリスティックフォーラム(大阪)
平成13年7月22日(日)
ヒプノセラピー(催眠療法)入門
講師 : 中島勇一氏 (全米催眠療法協会認定講師)
従来の催眠療法は、暗示による行動修正や生活習慣の改善を目的として行われてきました。今回お話しするヒプノセラピーは、催眠で得られる「変性意識状態」を利用して、普段は知ることのできない潜在意識・無意識下にあるトラウマを発見し、古い感情を解放することで、意識の深い部分からの変容をうながすものです。
ヒプノセラピーでは、変性意識状態の中で「幼児期退行」、ときには「過去世退行」を行うことによって、普段意識することのない心の深い部分に光を当てていきます。心の傷が癒され、自分自身の魂の存在理由に気づく過程を通して、クライエントをホリスティックな癒しに導いていきます。
今回の講演では、ヒプノセラピーの特徴やトラウマの解放によってもたらされる、人生の問題や人間関係の改善などのお話を通して、多くのみなさまにヒプノセラピーとは何かを知っていただき、心の癒しについての認識を深めていただくことができれば幸いです。
講師プロフィール:中島勇一(なかじま ゆういち)
1956年生まれ。魂の存在理由と心の癒しを求めて、十数年心理学を学ぶ。ほぼ同時期に学び始めた、気功やヒューマンエネルギーワークの造詣も深い。96年にヒプノセラピー養成スクールにてリンダ・ローザ博士よりヒプノセラピーを学び、98年より同スクールの講師を努める。現在、ヒプノセラピスト、ワークショップトレーナーとして、ホリスティックな癒しを探求するとともに、セラピーマガジンにエッセイを連載中。