第63回ホリスティックフォーラム(大阪)
平成13年6月17日(日)
秘伝・びわ温灸療法
−21世紀に生きる東洋の知恵と技−
講師:津野 晃玄斎(奈良療法院 院長、津野式びわ温灸療法学院 学院長)
「びわ葉灸」は仏教と共に日本へ渡ってきたと言われている優れた療法の一つです。
近年、その効果のメカニズムが科学的に明らかになってきました。血液の循環をよくし体調を整えたり、驚異的な鎮痛作用を発揮することに加え、びわの葉や種子に含まれる成分の一つであるアミグダリン<B17>が強い抗ガン作用を持つことが分かってきたのです。
このびわ葉灸に独自の改良を重ね、特殊な円筒形の器具を用い、もぐさの熱により体内にびわエキスを浸透させていくのが『津野式びわ温灸療法』です。今までのお灸の概念を覆し、自然の恵みを体内に取り入れて、人間が本来持っている治癒力を高める副作用のない療法です。
しつこい痛みに悩んでいる方や身体の不調が続いている方、原因不明の病疾患に苦しんでおられる方に驚くべき効果をあげています。
今回は、参加者の皆様に津野式びわ温灸療法についてのお話を聞いていただくだけではなく、実技もいたしますので、慢性痛などでお困りの方には、びわ温灸を体験していただくことができます。
この機会に、是非、ご参加下さい。
講師プロフィール:津野 晃玄斎(つの こうげんさい)1948年生まれ。27才の時、自動車レース事故により左半身不随となり、車椅子生活を余儀なくされる。回復不能といわれながら、約8年間にわたり日本国中にある治療方法で、良いと思われるありとあらゆる治療を経験する。不治といわれていた病気を不屈の精神と療法で奇跡的とも言える回復を遂げ、1985年に奈良療法院を開院。
患者として苦しみ抜いた経験から、身体への治療はもとより心の癒しを実践できる数少ない治療家として、多くの患者に慕われている。
また、津野式びわ温灸療法学院を開き、びわ温灸療法の普及にも尽力している。
<著 書> ビワ葉“話灸”療法の秘訣 (知玄舎)
◇社団法人 石川県療術師会 正会員
◇シェアーライフ 代表(大阪における越智啓子医師の講演会及びセミナーの主催)
◇地域医療情報サービスセンター 顧問
◇日本ダウザー協会 関西支部長
◇潟zロンネットワークシステム 取締役