第70回ホリスティックフォーラム(大阪)

―ディベート形式による初の討論会―

2003年2月23日

 ホリスティック医学協会が設立されて15年歳月が経ちました。この間、ホリスティック医学の存在を社会に知らしめたという点ではとても評価されているものの、その一方でホリスティック医学批判も目立つようになってきました。またホリスティック医学に賛同して下さる医療従事者はとても多くなってきましたが、それを実践している人はまだまだ少ないというのが現状です。
 このように、様々な点でホリスティック医学の光と影の部分が明らかになってきました。そこで今回は、これらの点を踏まえた上で、もう一度じっくりとホリスティック医学について考えてみようと思います。ホリスティック医学の問題点を明確にし、それを発展的な討論へと結びつけるためにディベート形式による討論会を企画してみました。
 なおディベートとは、ある問題に対して賛成派と反対派に別れて、各々の立場から意見を述べるという形で行われる討論のことです。関西支部の理事の方々はもちろんのこと、会場の皆さんにも積極的に加わって頂き、大いに討論を深めていきたいと思っております。

発言者を公募!

ホリスティック医学賛成派、反対派の立場から、ご意見を述べて下さる方(10分程度)を若干名募集致します。参加希望者はファックスにて、2月17日までに事務局までご連絡下さい(賛成派、反対派のバランスを取るため、参加希望者が全員参加できるとは限りませんので、その点はご了承下さい)。


 ■第1回〜第37回迄の講師名とタイトル一覧

 ■第38回 1996.11.24 中川 晶氏「心理療法の新たなる潮流」

 ■第39回 1997.1.26 石丸裕高氏「身体はすべて知っている」

 ■第40回 1997.3.23 長谷川信博氏「ホリスティック医療における薬の功罪」

 ■第41回 1997.5.25 船越康弘氏「健康は台所から」

 ■第42回 1997.7.27 旭丘光志氏「"生活習慣病の時代"が機能性食品の癒しの意味を照らしはじめた」

 ■第43回 1997.11.30 斎藤良夫氏「外気功」

 ■第44回 1998.1.25 中井吉英氏「ホリスティック医療の核としての心身医療」

 ■第45回 1998.3.22 永山憲市氏「食生活と免疫力」

 ■第46回 1998.5.24 魏 于全氏 <Yu-quan Wei>「ガンの最新免疫療法」

 ■第47回 1998.7.26 町田達是氏「人間性による健康革命」

 ■第48回 1998.9.27 荻野裕子氏「ホリスティック医療における音楽療法の役割」

 ■第49回 1998.11.22 林 サオダ氏「精神状態のバランスをとるバッチ博士の花療法」

 ■第50回 1999.1.24 飯田史彦氏「生きがいの創造とマネジメント」

 ■第51回 1999.3.28 坂本祐子氏「健美操」

 ■第52回 1999.5.30 頼藤和寛氏「心理療法における光と影」

 ■第53回 1999.7.25 山田義帰氏「ホリスティック的ガン治療のすすめ」

 ■第54回 1999.9.26 小原田野氏「癒しのネットワーク」

 ■第55回 2000.1.23 長谷部茂人氏「排毒健康法のすすめ」

 ■第56回 2000.3.26 岡本哲郎氏「ヒトはなぜ治るのか」

 ■第57回 2000.5.28 ミハエラ シェルブレア(Mihaela Serbulea)氏「ホメオパシー入門」

 ■第58回 2000.7.29 藤田真規氏「リフレクソロジー入門」

 ■第59回 2000.9.24 山口忠夫氏「直傳霊氣と西洋レイキ」

 
 ■第60回 2000.12.10 土橋律子氏「看護婦が"がん”になって」

 ■第61回 2001.2.25 竹林直紀氏「米国代替補完医療の現状」

 ■第62回 2001.4.22 巌美稚子氏「中国伝統医療気功入門」      

 ■第63回 2001.6.17 津野晃玄斎氏「秘伝・びわ温灸療法」


 ■第64回 2001.7.22中島勇一氏「ヒプノセラピー(催眠療法)入門」

 ■第65回 2002.1.20梅田陽子氏「マインドボディフィットネスの理論と実際

 ■第66回 2002.5.26中川一郎氏「タッピング・タッチ

 ■第67回 2002.7.28井草克一氏「自然治癒力を発動させる三つの条件

 ■第68回 2002.9.22辻智之氏「ホリスティックな栄養学の考え方とその必要性

 ■第69回 2002.12.1市橋研一氏「ターミナルケアの現場から考える